過去のメッセージ一覧

2021年7月のメッセージ

『 今年の梅雨はどんな梅雨? 』

 

 何とびっくり!今年は5月15日に早々の梅雨入りとなりました。

九州北部では統計を取り始めて史上2番目に早い梅雨入りだそうです。

昨今は梅雨から夏にかけて線状降水帯が頻発し、4年連続の集中豪雨は九州を中心に各地に大きな被害をもたらしてきました。九州北部豪雨に西日本豪雨、令和2年7月豪雨。それぞれの災害の被災者(2度被災した方もおられます)の皆さんは、大変な思いをされて今も日々復興に向けて懸命に取り組んでおられると思います。

 災害の都度色々名前がつけられていますが、多すぎていつの豪雨でどこまで被害がひどかったのか、記憶も曖昧になるくらいです。でも災害列島、今やどこでどんな自然災害が起きても、「まさかあそこでそんな災害が起きるなんて…」とは思わなくなりました。

 僕の生家は福岡と大分の県境にある添田町英彦山の麓にあります。この原稿を書いている6月は英彦山花園のヤマアジサイが見頃を迎えて有名です。

添田町も4年前の九州 北部豪雨で彦山川が氾濫し、小中学校の同級生の生家が流されました。幸い空家になっていて人的な被害はなかったのですが、同級生の家の川向うを走っていた日田彦山線は添田⇔夜明間が被災し、BRTによる復旧がようやく最近決まったところです。わが生家も今は空家とはいえ、いつ同様に被災してもおかしくありません。

 小さい20所帯くらいの集落の一番上流側に位置し、家に隣接している田圃で父の代まで農業をやっていたのですが、樋口姓が数件あるので付いた屋号は「流田(ながれだ)の樋口」。

多分昔から何度も田植えを終えた後、梅雨や台風で田圃が裏の川の氾濫で流れた のでしょう。

今は施設に入っている89歳の父ですが、僕が中学二年生だった昭和50年に旧家 ~田舎の農家特有のわら葺屋根で、玄関先に土間があり奥にはかまど、炊事場、 別棟で納屋や牛小屋もありました~ を一大決心して建替えました。

今思えばその時の父の大英断は、土盛りして2m以上地盤を上げたこと。お金はかかったと思いますが、結果として昭和57年の長崎大水害の時の大雨で、うちの田圃は流れたのですが当時一人家にいた祖母が避難所の公民館に逃げて助かったのも2mの嵩上げで川の水が家に流れ込まなかったことが大きかったと思います。

 最近良く言われる2階建の2階に避難する『垂直避難』や、コロナ禍の現在は感染が心配な方の『在宅避難』など、避難の仕方は色々ありますが、とにかく命あっての再建です。

日頃の備えもそうですが、「自分の所は大丈夫!」といった根拠のない楽観論だけは持たないように、戒めるようにしています。 昨年の台風10号も史上最強の前評判とは違い、結果的に海水温の関係で勢力が早く弱まったのは幸いでした。

ただ僕は台風には痛い思い出があるので、史上最強に備えてバルコニーの片づけをしたり、新聞紙で窓サッシュのレール回りを詰めたり、一通り浸水対策をやりました。天気予報が結果として良い方に外れるのはとても良いこと。『嘘つきの羊飼い』のようにまた外れた、次も外れるよ!と絶対思わないことが身を守る第1歩だと思います。

 今年の梅雨明け予想は7月上旬とのこと、もちろん新型コロナも今まで通り警戒が必要ですが、自然災害からも身を守るためにも小さな身の回りのできる処から備えましょうね!

レッツ~ゴー!

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樋口社長写真

代表取締役 樋口繁樹

 

2021年5月のメッセージ

『 世の中の新入社員の皆さんへ 』

 

 新年度、街中で新入社員とおぼしき若者を見かける季節になりましたね。うちの息子より下の世代、色々と父親的な見方になってしまうのですがコロナ禍での就職活動、さぞかし大変だったことでしょう。

 コロナ禍で業種業態に関わらず大きなうねりが押し寄せ、企業人も組織の大小関係なくしなやかに対応できる気持ちの若さや柔軟性が求められています。先入観を持たずに真っ白な綿のような吸収力とバネのような弾力で、組織や周辺に化学変化を起こして欲しいものです。

 自分の新入社員時代は~と振り返ってみますと、ラプロス起業前に15年間勤めた会社では入社後京都支店に配属、新入社員の頃は完成から8ヶ月経っていた40戸以上在庫のある滋賀県の分譲マンションの販売現場で、土日は提携の販売会社の1つ年上の先輩と泊まりがけで1年3ヶ月ほど張り付いて販売活動に勤しんでおりました。

泊まり込みで販売活動?これ自体が今では考えられない事ですが(^^)、当時はパソコンなし、ネットなし、携帯もスマホもなしで通信手段は固定電話とポケベルのみ。支店に戻れば会社の机には山積みの書類とベタベタ貼り付けられた連絡メモと、あとは電話が置いてあるだけ。提案書や企画書は、企画書箋に鉛筆で手書き、データ引用はコピーを糊で貼り付けてさらにコピー(コピー機があっただけマシですかね~)。

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今の新入社員からみれば石器時代のような想像できない仕事の進め方ですよね。業務効率は今の10分の1くらいでしょうか?

 でも、時間をかけて覚え、身につけたものはその分長く使えるし、血となり肉となっている気がします。 今のようにスマホでネット検索ができないから、1つの言葉や事柄を調べるにも何秒ではできません。どうアプローチすれば最短で正確な情報に辿り着けるか、いつも知らず知らず訓練していたのでしょうね。 おかげ様で複眼的に見たり、少しだけ掘り下げて考える習慣が身に付いたような気がします。

 入社時の支店は社員6名で支店長が入社6年目、以下5、4・・・と続き僕までキレイに序列ができている見事な封建制度?となっていましたね。支店長からタバコを買ってきて!とオーダーがあれば5、4・・・オーダーが伝わり、その分だけ1箱が2、3箱と増え、6人全員在社の時は、自分の分も含めて6箱僕が買いに行く、という漫画のような世界でした。

でも体育会系でしたので、その事を楽しんでいる感が皆にも自分にもありました。

 少々横道にそれましたが、今や10年単位でなく1年単位で進化するビジネスツール。でもそれはあくまでも仕事の一手段であり、若い皆さんが仕事において達成感を得られるかどうかはあくまで仕事の中身で決まります。

社内評価よりも、顧客、取引先から直接頂いたお誉めの言葉で達成感ややりがいを得たいものです。

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そして、取引先や顧客と信頼関係を築くには社内の信用も築かないと前に進みません。社内や現場の雑務も掃除も無駄なものは1つもありません。

世の中の新入社員の皆さん、自分の中でのやりがいは選り好みせずにトライしてみる中で必ず見つかるものです。

先に頭で考え〈やらない理由〉〈やれない理由〉を考えるのは成長したくない、と言っているのと同じこと。まずは体当たりで身体を動かし、動きながら考える習慣を身に付けましょうね!

レッツ~ゴー!

 

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代表取締役 樋口繁樹

 

2021年3月のメッセージ

『 ステイホーム長期戦、

 

皆さんどうお過ごしですか? 』

 

 福岡県に出た2度目の緊急事態宣言も、この2月末に解除はされましたが、ワクチン接種などで集団免疫を獲得するまでは、どうも今の生活を続けないといけないようですね。

 家人との年3~4回の旅行と、店を知人から聞いたり自分で調べたりの食べ歩きが趣味の僕としては羽根をもがれた状態が1年続いているわけです。宮城県で暮らす息子(1年半前に結婚しました!)夫婦にも一昨年の6月からずっと会えていません。リモート飲み会は数回やりましたが、やはりそれではね~、トホホ~な気分です。

 家の近くを散歩したり、テイクアウトでちょっと高くても美味しそうなものを頼んだり。スケールの小さな楽しみ方?で何とか凌いでいる、という感じですかね。

 自宅にいると、TV番組では多く の時間をコロナ関連に割いていますが、あれをずっと観ていると疲 れますよね。ニュースや報道番組以外の、ワイドショーや、コメンテーターが「あ~でもない、こ~でもない」という番組は視聴率稼ぎの極論や断定的な解説が多いので苦手です。後で言うのであればなんでも言えるよ、そりゃ!スマホでついつい見てしまうヤフーニュースなどのコメントも、こんな考え方もあるんだな~くらいで到底鵜呑みにできる代物ではありません。

 家人はもっぱらハマった韓国ドラマを3~4本、繰り返し観ています。(よく飽きないモノだな~。)僕は読書派なので、昨年GWや夏などの長期休暇中は「論語と算盤」とか「コロナ後の世界を生きる」「コロナ後の世界」など真面目分野に興味を持って読んでいましたが、秋以降長期戦に疲れてきて(^^)さらりと面白くて泣けたりする本にハマっています。

社長 本の写真

 小川糸の「キラキラ共和国」、中野量太の「浅田家!」、瀬尾まいこの「そして、バトンは渡された」など。芥川賞、直木賞より本屋大賞!ってなところですね。随分前にも書きましたが、「海賊と呼ばれた男」が僕の本屋大賞デビューで、百田尚樹は一気に著書を読み漁りましたし、小川糸は「ツバキ文具店」以来のファンです。

 今ハマっているのは瀬尾まいこ。「戸村飯店 青春100連発」など一気に1日で読んでしまいました。本を読んで泣いたのは小学生の時の「フランダースの犬」が最初だったように憶えていますが、最近は涙腺が弱くなったのか、「そして、バトンは渡された」「浅田家!」でも思わずハラりホロり。作者の意図どおり(???)泣ける自分を褒めてやりたいです。(何のこっちゃ!)

 次号が出る5月頃には不安なくワクチン接種がどんどん進んでいるといいですね!

 オリンピックも国外国内世論とも賛成派がピンチを迎えておりますが、橋本新会長の下、無観客でも何とか開催してアスリートたちの競演を観戦したい!と僕はしぶとく思っております。

『こういう時に…』ではなく『こういう時こそ!』です。スポーツは不要不 急であるとは思いません。アスリート達に東京から世界に勇気を発信してほしい!と心から願うばかりです。

 

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代表取締役 樋口繁樹

 

2021年1月のメッセージ

『 新たなチャレンジで プラスのエネルギーを! 』

 

 新年おめでとうございます。今年一年が皆様方にとりまして安寧な日々が過ごせる良い年になりますように心より祈念申し上げます。

 昨年は新型コロナウィルスの世界的パンデミックに加えて熊本県南部などで大きな被害を出した令和2年7月豪雨、また9月には九州南部を中心に過去最強として特別警報が出る寸前であった台風10号など、安寧とはまったく正反対の大変な一年でした。

 でも最後の月に明るいニュースが飛び込んできました。

「はやぶさ2号」サンプルカプセルの豪州への着地と回収の成功です。10年前に小惑星イトカワの砂を持ち帰った時の初代「はやぶさ」の探査機帰還時はサンプルを無事 地球に持ち帰り、自らは確か燃え尽きたと記憶しているのですが、今回の2号はまだ25%の燃料が残っていてリュウグウから採取したカプセルだけ切り離して地球に届け、自分はまだ任務を続けるのだそうです。

初代も今回の2号もプロジェクト関係者の日々の緻密で丹念な業務遂行に頭が下がる思いですが、何よりも私たちに宇宙へのロマンを呼び覚ませてくれる事が感動ですよね。

 一方で昨年この欄で書いた東京オリンピックは1年延期となりましたが、果たして今年東京オリンピックは開催、そして成功できるのか?

今は悲観的、否定的な世論も一定数ある中ですが、選手や大会運営関係者にとっては気を揉みながらもとにかく強い覚悟で準備をしているのだろうと想像しています。

確かにとてもハードルが高く、過去のオリンピック史上最も難しいチャレンジです。無観客試合になるかも知れませんが、メディアを通じてライブでの観戦を楽しみに待ちたいと思います。極限まで集中したアスリートが生み出す名場面、名シーンをリアルタイムで共有したいからです。そしてもし開催し成功裡に閉会式を迎えたら、感動をありがとう!と拍手喝采の嵐となることでしょう。

その一方でオリンピックそのものも大きな変革を迫られるでしょう。収益源のプラチナチケットの収入は激減するし、それを穴埋めするために放映権を値上げするわけにはいきません。立候補都市が減っている中、巨大な予算を使う最後のオリンピックとなるかもしれませんね。

といった運営上の負の実態は棚上げしといて、期間中のひと時は、アスリートの皆さんに世界の国々へ夢と希望を振りまいてほしいです。

 ラプロスも今年新しいチャレンジをしていきます。そこに新しい人脈、新しい観点、収益構造の転換、そして向上心をくすぐる刺激など、チャレンジで得られるものは数えたらいくつも挙げられます。失敗もあるでしょう。すぐに壁にもぶつかるでしょう。でも失敗を失敗と思わない、成功するまでチャレンジする社風、社長、社員でありたいと思います。

建築家の安藤忠雄氏の著書『連戦連敗』、ユニクロのファーストリテイリング社長柳井正氏の著書『一勝九敗』など世のエネルギー溢れる成功者の発信する言葉はいつも魅力的です。

 本年もラプロスは協力各社様、取引先様の力をお借りしながら、真摯な姿勢で事業に取り組んで参りたいと思います。昨年にも増しての皆様方の熱い応援、そしてご指導を宜しくお願い申し上げます。

 

laprosmaru

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代表取締役 樋口繁樹

 

2020年11月のメッセージ

『 秋本番です 』2

 

 暑かった夏もようやく台風、4連休とともに去って行き、秋本番となりました。今年の夏はこのところ毎年のように襲ってくる集中豪雨と熱中症対策、過去最強クラスと言われた台風10号対策に加えて新型コロナ対策と、気疲れされた方も多くいらっしゃるかと思います。

 巷ではGOTOキャンペーンで乗り遅れまいと結構周りの知人もリフレッシュに近場、遠くと企画している方も多いです。(わが家は既に乗り遅れておりますが…湯布院の旅館を予約しようとしたら来年の2月まで予約が入っています、と言われました。ゲッ!)

 最近は地球温暖化のせいでしょうか、豪雨、猛暑(というより酷暑)と冬の間の、過ごしやすい春と秋の季節がとても短くなったような気がします。

 それでも、今年も秋分の日が近づけば自宅近くのウォーキングコースの池の周りには赤と白の彼岸花が咲き、10月になると金木犀の花の薫りを浴びて「小さい秋見つけた」ってやつですかね~、幸せな気分になります。

 鴨も海を渡ってきたのか雄雌のつがいを数組見かけるようになりました。

 先日は孵化したての甲羅がまだ3センチもないほどの小さなミドリガメの赤ちゃんが、ウォーキングの時に池から草むらの方にそろりそろりと歩いていました。誰も踏まないようにと祈りつつ一周するうちに、茂みに消えていました。

 当社の入っているビルの大家さんは1階エントランス周りの風除室に季節の花や飾りを施される粋な大家さんで、この原稿を書いている今は、幾つもの鉢植えの秋桜がビルを出入りする皆さんの心を和ませてくれています。1

 虫も花も鳥も、新型コロナって何?ってなもんで逞しく生命を営み続けているわけです。(ま~見方を変えれば、人間の身体を借りて逞しく生命を営み続けているのがウィルスなわけですけど…。)テレビやネットなどで溢れている加工され切り取られた秋の情報より、自分の目で見、耳で聞き、薫りを感じ、触れてみて実感できる秋を短い期間ですが満喫したいと思うこのごろです。

 もちろん、食欲の秋でもあります。美味しいものを「美味しい!」と感じる心身の健康に感謝して、今日も『頂きま~す』ですね。GOTOトラベル乗り遅れにつき、ここはやはりGOTOイートでいきましょ!どこの店でどう使えるの?今から調べよ~っと!

 

樋口社長写真

代表取締役 樋口繁樹

 

2020年9月のメッセージ

『 「新しい生活様式」で気になること~PART2~ 』

 

 前号から2ヶ月が過ぎ、今思っていること。

想像以上に早く第二波は来るんだな~ということと、それは取りも直さず人間が関わり合いながらでしか生きていけないんだな~、ということです。

経済活動や学びの場など、リモートワークによってかなりの部分は対応可能になってきました。スポーツ分野でも野球、サッカーなど5000人まで観客を受け入れ、発声なしの拍手による応援、リモートによる応援など少しずつ定着してきました。

ただ、場を共有しないチームワーク、人間関係の深化は可能か?という僕の不安というか課題の解決方法はまだ見えません。

 8月6日の西日本新聞朝刊の「コロナ禍を考える」対談シリーズで東浩紀氏(哲学者)と伊藤亜紗氏(美学者)が語っているのが印象的でした。

東氏--『三密を避ける、というのは「感情を共有する場所を排除する」ということです。飲み会も行かなくていいし、スポーツ観戦も家で見ればいい、ライブもオンライン配信でいいじゃないかと。でも「みなさんの感情はそれで大丈夫なのか」と思ってしまう。生活の場で感情が満たされないと、安っぽいポピュリズムが入り込んでくる気もします。』

伊藤氏--『感情は過去の経験の蓄積によってできたある種の判断能力でもあります。いろいろなことが数値化されているが、その分析的な判断を補完してくれる。』

≪中略≫

東氏--『短期的な効率性と長期的な持続可能性は異なる。・・・短期的な効率性を考えたら、人間関係のノイズを切り捨ててデジタルにした方がいいと感じるひとはいるでしょう。しかし、それを追求すると組織も学問も持続性を持たなくなります。』

まさにそうだと。僕の不安(課題)はそこなのです。

また、愛読誌「スポーツグラフィックNUMBER」1008号では映画監督の西川美和氏の連載エッセイでも氏いわく

『ぎゅうぎゅうに人の埋まった満員のスタジアムで、競馬場や国技館で、客も競技者も汗と汗を混じり合わせて一つの戦いを作ってきた人類の習慣は、この先も長く封印されてしまうかもしれない。つばきを飛ばして大声で誰かを応援したり、抱き合って喜びを分かち合うことを否定された先に私たちが見つける人生の楽しさは何だろうか。・・・自分と他人との間にくっきりと境界線を作ることが是とされ、人類が懸命に信じようとしてきた連帯のヒューマニズムが否定されつつある、このいわば「悪魔の仕掛け」に対して、ただズリズリと土俵外まで寄り切られるのか、それともとんちの利いた巻き返しが図れるのか。』

そう、

≪とんちの利いた巻き返し≫

が今の僕たちのウィズコロナ、アフターコロナのテーマなのだと思います。

これは我々世代の郷愁みたいなものではないと言い切れます。愚息と同世代の取引先のリモートワーク当たり前世代の方ですら、リモート結婚式などはちょっとイメージ湧きません無理です、と。

京大の山極総長はゴリラの研究で有名な方ですが、コロナ・ショックに関して『ゴリラは集団から数日離れただけで、元の集団に戻れなくなります。「身体が共鳴し合っていること」が群れのメンバーであ ることの証しなのです。人間は共鳴から外れたとしても、許容力を持っているため、集団に戻ることができます。その許容力を生かした社会をつくるべきだと思う。』と言っています。(日経ARIA)

 不安を課題に、そして課題にトライして実感をつかみ共有し深いところで分かち合える、その「とんち」の答えはもちろん1つではないと思います。行動は引き続き制約を受けますが、とにかく動きながら考えていこうと思う今日この頃です。

 

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代表取締役 樋口繁樹

 

2020年7月のメッセージ

『 「新しい生活様式」で気になること 』

 

 福岡では5月中旬に緊急事態宣言も解除され、手探り状態ながらも経済活動や買い物、外食など日常を取り戻しつつあります。

一方で第二波の感染拡大に備えて神経質になるところも多く、ほとんどの方はやはりワクチン、新薬の『開発』と『流通』なくしては本格的に新型コロナ前に戻れるとは考えていないのではないでしょうか。

 「新しい生活様式」の一つとしてリモートワークに大きく舵を切り在宅勤務が一気にメジャーになりつつあります。

われわれ住宅不動産業界においても、住宅展示場に出向くことなく自宅で画面を通じて展示場を体験でき、担当者がマンツーマンで付き画面を通じて打合せをする、といった大手ハウスメーカーのTVコマーシャルなども6月初旬から目にするようになりましたね。

一方でリモートワークができる業種や職種のお客様ニーズに応えた住宅設計上の工夫とは?といった商品企画テーマも今後急速に増えてくると考えています。

 そんな中僕が今いちばん気になっているのは、仕事・日常生活の中での冠婚葬祭事・イベントやスポーツ観戦、すべてそうですが、場(空気感)を共有しないで本当に人間同士が一つの事柄に共感し感動し発展するのか?ということです。

 仕事においては大きなマンション建替えプロジェクトがこの4月に福岡で、また7月に熊本でいよいよ竣工・入居となりました。いずれも4年~6年にわたって多くの世話役と事業協力者が一体感を持って事業を進めてきたことがここに結実したわけです。コロナ前であれば祝賀会で美酒を浴びながら(?)完成入居の喜びと感動を共有できました。

 また、冠婚葬祭においては私事ですが愚息が昨年結婚し、この秋に東京にて披露宴を予定しております。(1年前から決めていたことです…。)

 スポーツでいえば昨秋のラグビーワールドカップでは同じ場所に居合わせて勝利の瞬間を共有できました。

 物事が結実した時の共有体験を通じての達成感、肌感覚や空気感といったものをもう味わえないのではないか?

今年延期になった博多祇園山笠は来年、コロナ前と同様のやり方で行えるのでしょうか?

ワクチンと新薬が使えるようになったとしても、何十万人の観客と何千人の参加者が超過密状態になるお祭りができるものなのでしょうか?

 人間の感性そのものが鈍くなったり、表現が下手になったり、信頼関係を深く築くにおいて、より一層時間がかかったりするのではないか?大げさかもしれませんが、集まることで築けるすべての人間関係を新しい生活様式の中でどう人類は作り上げていくのでしょうか?

 この答えを探りたくて気の合う仲間と酒を酌み交わしながら、あ~でもない!こうでもない!と『夜の街』に出て語り合いたいのですが、それも今はままなりません。

 今回は疑問符ばかりを並べてしまいましたが、誌面が足りないので次号(9月号)もこのテーマでいきます!この2ヶ月で何か見えてくるものもあるかも…という期待感もあります。

 

20樋口社長写真

代表取締役 樋口繁樹

 

2020年5月のメッセージ

『 青空を見上げよう 』

 

 生きづらい世の中になっています。世界中の人々、人類にとってです。

毎日皆さんも気疲れする日々をお過ごしとお察し申し上げます。また医療の最前線で日々全力を尽くされている医師、看護師、検査技師などの皆さんに本当に頭が下がります。感謝、感謝です。

 先日、実家の用事で僕と叔母は父の介護面談、兄は町役場での用事と空き家となって2年半の英彦山の麓の実家の様子確認で、二手に分かれ動いていました。

途中兄から

『実家の土手のシャクナゲが綺麗に咲いとるよ。人は居なくても花は季節毎に変わりなく花を咲かせるね~!』

と写真付メールが送ってきました。その写真で心が癒されとけてゆきました。シャクナゲ

その夜、山笠仲間とメールのやり取りをして今年は無理やろうね~と悲しみ合い、互いに仕事の大変な状況も伝え合ったりしつつ、ささくれだっているであろうお互いの気持ちの慰 めがてら、そのシャクナゲの花の写真を送りました。

 友人曰く『誰も住んでない家のシャクナゲが立派に咲くのはやっぱり亡くなったお袋さんが面倒をみに来てるんでしょうね!』ウーン、深いお話。

そう返してくれた友人に感謝の気持ちが溢れてきました。人は肉体あっての人ではなく魂は生き続けている、何らかの生物のかたちを借りて・・・。

年を重ねるにつれそう思うようになってきました。これは宗教的なものではなく、感覚に近いものです。

 気力体力ともにドン底だったとある時期に力を頂いた詩を最後にお届けします。

足もとの地面をみつめてかんがへて
ばかりいる人間の腰ははやく曲がる
いたづらに嘆き悲しんではならない
兄弟よ
あたまの上には何があるか
樹木のやうに真直立て
そして垂れた頭をふりあげて 高く見上げろ
其処に何がある
この大きな青空はどうだ
人間はこの青空をわすれているのだ
兄弟よ
この大きな青空はどうだ

 

『其処に何がある』 山村暮鳥作

 

次号発行の7月には、緊急事態 宣言も解除され少しだけでも普通 に暮らせることを祈っています。

 

20社長 

代表取締役 樋口繁樹

 

2020年3月のメッセージ

『 勇気を出した善意 』

 

 久しぶりにウォーキングの時の話をします。

早朝のウォーキング、ラジオ体操、真向法は日課でもう10年以上続けています。休日は、とくに晴れの日は午前中か夕方の気持ちの良い時間帯に歩くようにしています。

 休日のある昼下がり、小雨が降る中、傘をさしてウォーキング中のお話。つがいの鴨が数組池を泳いでいてそろそろ求愛の季節かな~、何て思いながら歩いておりました。

歩き始めた時から小学生低学年の男女合わせて5人組が池の石段辺りで遊んでおりまして、あ~そう言えばわが息子も低学年の頃は木曜会とか派閥の会合のような名前をつけて、平日の夕方学童保育仲間と暗くなるまで遊んでいたな~なんて思いを巡らせていると、唐突にその内の1人の男の子が近寄って来て、「すみません!」と声をかけられ、一瞬何を聞かれるのかな?と身構えたら、「雨、もう止んでますよ~!」ですって!

どうも歩くときには変に歩くことに集中するクセがありまして、あらほんと!てな感じで、こっ恥ずかしい思いをしながら、でも精一杯取り繕いながら、「ありがとうね~、教えてくれて!」とかろうじて大人(・_・?)??な言葉を何とか返して傘をたたみました。

 想像ですが、「あのオジさんに雨がもう止んでいることを教えてあげなよ!」「イヤだ~わたし恥ずかしい」「おれもヤダ」「お前行けよ」てな会話が繰り広げられている中を、僕は要らない傘をさして黙々と歩いていたわけですね、多分~。

 つい数日前に同年代の仲間との飲み会で、
「もし電車で子供や中高生から『どうぞ』って声をかけられ席を譲られたら、素直に《どうもありがとうね!》って御礼を言って譲ってもらう?それともまだ〈年寄り扱いするな!〉とばかりに《いいよ~!次で下りるから~》てな感じで善意を無駄にして伸び行く少年少女の芽を摘むのか、君ならどうする?」
みたいな話を酒の肴にしていたところで、飲み会の結論を実践する事になりました。

 考えてみれば、自分が中高生の頃、“席を譲る”というのはカッコつけているみたいだし、恥ずかしくもあり、なかなか自然には出来ないことでした。少しの勇気と言い訳との闘い?が必要でした。

もし断られたら、心が少しだけ折れて次の機会に声をかけるエネルギーも少なくなっているかもしれません。勇気を出した善意は相手の気持ちもおもんばかり快く受けるべし、というお話でした。

ではまた次号でお会いしましょう!

 

20社長 

代表取締役 樋口繁樹

 

2020年1月のメッセージ

『 いよいよ東京オリンピックですね 』

 

 新年おめでとうございます。今年1年が皆様方にとりまして平穏無事な良い年になりますようにお祈り申し上げます。

 あえて平穏無事と言わなければならない程、近年は地震、豪雨災害が毎年のように全国各地を襲い、三陸地方は東日本大震災後にようやく復旧した三陸鉄道が台風19号でまたも運休になるなど、何をどこまで警戒して日々の生活を送るのか、考えるときりがなくなる(これを世の中的には想定外というのでしょうが)領域に入りました。

 そんな中、この夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックは皆さんに明るい笑顔と高揚感をもたらす楽しみなイベントです。前回の東京五輪は僕が2才の時で記録映像でしか観たことがありません。

 メキシコ五輪は君原選手が頭を傾げた苦しげなフォームで万歳してゴールし、銀メダルを取ったシーンを微かに憶えています。(あとで何度も映像でみた方の記憶かも)

 僕にとっての五輪はやはりミュンヘン五輪から。男子バレーボールの金メダルです。松平監督率いる大古、森田、横田のビッグ3、セッター猫田。

そう、昨年秋のTV番組『ノーサイドゲーム』でのプレ盛り上がり期間?を経てラグビーワールドカップが爆発的に盛り上がったように、当時も『ミュンヘンへの道』というアニメドキュメンタリー番組が直前に放映され、満を持してオリンピックに突入、しかも待望の金メダル獲得、当時ソ連にはあまり勝てなかった日本の決勝の相手は東ドイツだったのも神様が味方についたな~!と子供ながら思いました。

 今回はラグビーと同じく日本での開催。水泳、柔道、野球、陸上、7人制ラグビー。

盛り上がらないわけがありませんよね。もっと楽しみなのは、スポーツクライミング、空手、サーフィンなどの新種目で冬季長野五輪のカーリングのようにスポットを浴びる競技が出てこないかな?とついつい期待します。新競技場再コンペ、市場移転、マラソン会場変更などドタバタし税金の無駄遣いじゃないかなど色んな???もありますが、一生に一度の思い出作り、ラグビー同様、各地での色んなことを乗り越えて純粋にご当地選手に近い皆さん方も含めて、日本全体で盛り上がるといいな!と心から願います。

 本年もラプロス丸は協力各社さんの力をお借りしながら、コツコツと真面目に取り組んで参ります。皆様方の応援とご指導今年も宜しくお願いします。

20社長 

代表取締役 樋口繁樹

 

今月のメッセージ
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『 今年の梅雨はどんな梅雨? 』  何とびっくり!今年は5月15日に早々の梅雨入りとなりました。九州北部では統計を取り始めて史上2番目に早い梅雨入りだそうです。昨今は梅雨から夏にかけて線状降水帯が頻発し[…]


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