読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、9月となりました。今年の夏は猛暑を通り越して酷暑でした、というかこの原稿を書いている今日現在も9月とは名ばかり、ですが・・・。とにかく、7月初めの梅雨明けからの2か月は人と会うごとに、こちらもあちらも皆『暑いですねー!』『たまらんですねー!』を連発。僕も天神を動くときは地下をなるべく通り、いつも生ビールは一杯だったのが今年は「もう一杯おかわり」(おかげでこんなに暑いのに今年も夏太り!)、スタバでは夏は抹茶フラペチーノだったのが、なぜか甘いものより普通のアイスラテの方を。最後のアイスラテは自分でも良くわからなかったのですが、この間新聞で知りました。気温が25℃~30℃ならソフトクリームがよく売れ、30℃を超えるとかき氷の方が売れるそうです。なるほど、納得!まー8月末の台風とともに3日間雨が続いて少し地面を冷やしてくれたおかげで、朝晩は少しだけ凌ぎやすくなったようです。

読書の秋を先取り?して、この暑い夏も出張が多かった僕は、移動中に読書の夏をしておりました。相変わらず乱読気味ですが、最近本屋大賞に輝いた百田尚樹にすっかりハマっております。『海賊と呼ばれた男』『ボックス』『永遠の0』と一気に読みました。この人の凄さは小説のジャンルも違えば時代背景も違えば、読後の感銘も違う。よくもまあ、この繰り出す多彩さというか、作家としての才能には敬服するというか…すごいです。240万部売れているだけのことはあります。

本のストーリーも感動ものですが、僕はむしろその取材の緻密さ、一冊の書下ろしに費やすエネルギーを想像するに真のエンターテインメントを追求している作家の執念みたいなモノを感じて一冊ごとに感動しています。ちなみに、『永遠の0』の参考文献が28冊を数えています。『ボックス』は直に高校のボクシング監督や、審判委員長など現場を徹底的に取材している感じが文章のディテールに出ています。また、そのテーマも時代を捉えています。例えば『海賊と呼ばれた男』では創業期の出資者と経営者の理想的な関係、そして経営者と社員の一枚岩の思い、担保ではなく経営者を見て判断する金融機関、そして企業家の開拓者精神と執念。福岡が深く関係していることもあり、一気に読み切りました。この秋も百田尚樹病が続きそうです。

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